地域ネコと生きる。
先月頭、ドコノコを何気なく見ていたら、野良の子ネコが生まれてたと投稿されてる人の写真をたまたま見ました。
しかもよく見ると、地域名が私の職場の近くではありませんか…!
あんな都会で住宅は少ないのに子ネコがいるのか、未不妊手術のネコがいるのか、と半ば半信半疑。
その写真からヒントを探し、Googleマップのストリートビューで場所特定、早速仕事終わりに現場へ急行。
子ネコは見つけられませんでしたが、ママと思われる子を発見。
予想通りさくら耳ではありません。
ママ、動き出し、マンションの塀を登る。
塀の向こうから2匹ほどニャーニャーの鳴き声を確認。
現場周辺を歩くと別ネコが数匹いましたが案の定カットなしのキレイな耳…ガーン。
でも私なんか個人がどうすることもできず、ここはその道のプロに頼もうとその区で地域猫のフード給餌やTNRをしてるボランティア団体がありましたので早速連絡。
場所の地図と撮影した写真などを添付して。
連絡を取り、子ネコの確かな確認が取れたら、とのことで毎日朝晩、仕事前と後に通いましたが、残念ながら子ネコは確認できませんでした。
それからそのボランティアの方が現場へ。
ネコたちがいるのは個人宅で家主と思われる初老の男性とコンタクトが取れたものの、かなり不機嫌…
里親に出すし手術もするとの一点張り…しかしどうやら子ネコは毎年生まれてるようで…
どうにも怪しいと思い、区役所へ相談しに行くと「あの人か!」と手術反対で近所からもクレームが来る有名なおじいさんだったそうです…
ボランティアの方々は四苦八苦したそうですが、どうにか現場周辺に捕獲器を仕掛け4匹TNRできたそうです。
ただ、あの子ネコたちは結果最後まで姿を現さなかったそうです。
私の職場は都会で、あちこち開発が進んでる地域でネコたちはどんどん住む場所を追いやられてます。
そんな中で命をかけて出産、子育て。
どうかネコたちは自分のために生きて猫生を全うして欲しいものです。
まだまだ地域ネコとヒトとの関わり方、TNRの認知度は低いと思います。
ネコもヒトも悲しまず共存できることを願います。