理想のネコトイレ。
前回トイレカバーを作った話でしたので、引き続きトイレの話を。
昨年ナラが来る時、25年ぶりにネコを迎え入れるにあたりネットでネコトイレを調べると驚きました。
昔は鉱物系の、所謂猫砂しかなく、消臭もなく排便、排尿後はほんとに臭い記憶しかありませんでした。
今は消臭はもちろん、固まるタイプや水洗トイレに流せるタイプ、中でもシステムトイレの画期的さに驚きました。
ナラを保護した友人もこのタイプを買ってくれてました。
ちびナラなんてちっこいのか!
トイレよりも小さくてめんこい…。
それはさておき、保護した友人は犬派で、こんなにも小さいのにひとりでトイレできたことにえらく驚き、「うちのイヌと大違い!」と感動してました。
ちゃんもできてる、と言ったので安心しました。
が、来てみて知ったのは、ナラはトイレが上手な方ではなかったのです…(汗)
上の写真でもちゃんとしてるように見えますが、問題はその後、砂をかけない子でした…
ネコの習性ですから、前足でカキカキはします。
でも全然砂がかからないし、トイレの淵や壁をカキカキする始末…
そして大きくなったので大きめのサイズにします。
下の黒猫はロキです。
ロキはトイレが上手でキレイに砂をかけ、神経質なほど何度も入念に隠すタイプでした。
ナラは一向に上手にならず、そればかりか外にお尻を向けてウンチが落ちたことも…
加えて、システムトイレはトイレ砂と吸収シート両方買わなければならず、コスパが悪い…
それを踏まえて上から式を買ってみました。
写真の黒猫はヤマトです。
ヤマトは特にトイレにこだわりのないオールマイティな性格なので、いち早くこのタイプのトイレもすんなり使いこなしてくれました。
これは砂が飛び散らないし、薄暗くてネコにいい!と思いました。
が、やはり問題はナラです(笑)
ナラは高いキャットタワーなどは平気なのですが、このトイレの微妙な高さ、入りづらいのか、いつも入りたいのに入らないを繰り返してました。
抱っこして嫌がりながらも入るとトイレはしてました。
でもこれでは膀胱炎になりかねない、とまた色々調べました。
一般的なトレイタイプも買ってみましたが、砂をかくだけでトイレはしない。
なぜだろう、と思いましたが、今までのトイレを振り返り、ナラは薄暗くて囲まれた環境のがいいと気づきました。
そこで丸見えでなく囲われていて、薄暗くかつ砂が飛び散らないタイプにしました。
慎重派のナラ、内見、入念に確認中。
しっぽが出てるからもうちょっと中に入ってみようか。
おお!トイレしてくれました!!
やっぱり暗くて部屋になってるのが落ち着くんだね。
おっとごめん、うるさかったね。
ヤマトも設置すぐトイレしてくれました。
今朝は連れションしていて笑いました。
余談ですが、トイレ掃除中、フタを外すと100%中に入ってきます。
ネコにとって閉鎖空間は落ち着くんですね。
ちなみにトイレの砂も色々試して渡り歩きました。
システムトイレの次に使った時は紙タイプで固まるもの。
軽くていい!と思いましたが固まる能力がイマイチで、トレイがベチョベチョに…
メーカーによってははじめから独特の匂いがあり、糞尿に混ざるととてつもなく、思わずレビューに書き込んでしまいました…
ボランティアさん何人の方が口を揃えて「トイレはおからタイプ」と言ってたので試しに買ってみたら、重いものの、固まる力はすごく、においも気にならず、なにより自然のものなのでとても安心なのです。
やっと理想のトイレ砂に出会えました。
ちなみにボランティアさん曰くシステムトイレはオススメしないとのこと。
ウンチやおしっこはネコの健康のバロメーター、おしっこの色が少しでも違うのがわかるのがこのおからタイプなのです。
ちなみに緑色などもありますが、白が色の変化に気付きやすいです。
これはあくまで一個人の経験談ですから、必ずしも正解ではありません。
トイレのにおいがしないから、後始末が楽だから、安いから、などで選ぶのではなく、なによりネコが使いやすいかどうかが1番です。
十匹十色、それぞれトイレのクセや好みを知ることが大事だなと思いました。